山崎曜の「手で作る本の教室」展 2 2010.9.14-9.19 世田谷美術館 区民ギャラリーA
右近佐那子氏の製本作品の内容(おはなし・イラスト・オブジェ)を担当。
コメント:製本教室の作品展示会。教室に通う友人の右近氏が出展するとのことで、本の内容を依頼されたのがきっかけ。
オブジェを入れる箱(仕掛けのある本)のようなイメージで、右近氏が製本とデザイン、筆者がお話とイラストとオブジェを担当。
解説:大の箱(1辺約22cmの立方体)、中の箱(1辺約15cmの立方体)、小の箱(1辺約10cmの立方体)が交互に45度回転した状態で
入れ子構造的に納まっている。大の箱(中の箱)の側面を構造的に自立させているのは、内側からの支えとなる中の箱(小の箱)
の側面の4辺という風に。すべての箱の側面4面は底辺を底面と切り離されていないことで、花びらのように展開される。
側面の内側には、それぞれ、大の箱には「黒い鳥」、中の箱には「白い城」、小の箱には「やどかしのこと」のお話とイラストが
描かれている。小の箱には同箱の底面と同面積の底面を持ち、かつ同箱の側面と高さのほぼ等しい無垢の木でできたピラミッドが
内包されており、しおり紐のオブジェをその頂点にのせている。しおり紐のオブジェは「しおり紐」の用途同様、
読み途中の場所などの上に自由に移動することができる。しおり紐のオブジェに結ばれている紐の長さはそれぞれ異なり、
銀でできたヘッド部分は矢印の形態にデザインされている。なお、すべての箱には蓋があり、蓋の上面にそれぞれのおはなしの
タイトルが記載されている。
リンク:
大の箱「黒い鳥」→おはなし・イラスト 中の箱「白い城」→おはなし・イラスト1.2 小の箱「やどかしのこと」→おはなし・イラスト |